みどりとすずめ

9.みなみかおり【湯風呂】


むかしむかし、近くに湧く冷泉を沸かして、近所の人たちがお風呂に入っていたことから「湯風呂」という地名になりました。

この湯風呂山の中腹に約20年前数年前に「みなみかおり」の幼木を植えました。
みなみかおりは豊緑園の中でも一番面積の小さい茶畑です。

ヤマドリが住む茶畑

この湯風呂の茶畑は、周りが山に囲まれているため、時折ヤマドリやキツネ、タヌキ、アナグマなど、野生の動物たちがやってきます。

みなみかおり

1988年に宮崎県総合農業試験場茶業支場が「やぶきた」を交配親として育成した玉露用中生品種。温和な香気を持つことから「みなみかおり」と名付けられました。
煎茶にしても旨み甘みと香りに特徴ある上質な煎茶ができますが、発酵茶でも紅茶・烏龍茶にも向く品種です。

紅茶

みなみかおり紅茶

烏龍茶

みなみかおり烏龍茶

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